房州さん

「なあ房州さん?さっきの牌、どこやったんだ?」
「あ?」
「中牌さ。相手のアガリ牌、房州さんの山ン中確かに入ってたのに最後まで出なかったろ?」
「ああ、アレか…なんだ見てなかったのかよ」
房州は笑って胸ポケットを叩いた。
「ここさ」
そして中牌を取り出した。哲は目を丸くする
「すげえいつの間に…」
「すごくも何ともねえよ。見えてなかったお前と気づかなかった向こうがハンチクなのさ」
そして皮肉気に笑って煙草に火をつけた。

胸ポケットになんか入ってる絵、じゃあ彼ならきっと牌だろ、つーコトで作成。
未だに、哲也との初戦で卓下に牌を隠せた理由が分かりません。どうやったって無理だと思うんですが‥無理を通すのが玄人? はあそうですか