愛する二人の愛の料理(体には毒)

今日も今日とて堕畜生の愛を貪りまくる二人
そんな愛の営みの中休み

「近藤、腹減ったろ?休憩して飯食うか?(妙に優しく)」
「ん…ああ…しかしこんな場所(小龍の船)で何があるんだ」
「オレの手料理だ。たまには奴隷にも優しくしないとな」
「…手料理?お前男が料理なんか…」
「馬鹿か、大草原ではンな事言ってらんねえんだよ、少し待てよ」

しばしして
「待たせたな」

どん(羊の頭の丸焼き)

「…羊?」
「オレらの部族では羊の頭の丸焼きは最大のご馳走だぜ?」
「ああ…うん…(うわ…すげェ臭みが強い)…調味料は?」
「ねえよ」
羊は臭みが強い為、食べ慣れない人は苦手とする事が多いです。
よって香草などで臭い消しをすると良いでしょう…生は相当キツいです

「次にこいつだ」
じたばた暴れる蝙を連れてくる
「蝙蝠…」
「こいつの生血は滋養強壮にいいんだぜ」
「…どうやって飲む…んだ?」
「無論咽喉かっ切ってさ…ああ、ちゃんとグラスに注いでやるからよ」
「(問題はそこでなくてだな)…ついでにさっきからキーキー言ってる猿は…なんだ?」
「料理だ!!猿の脳みそは強精効果あるからな。新鮮に食えるようにまだ生きてるぜ」
「…生きたまま脳…みそ…!?」
「ああ、日本でも生造ってあんだろ?あれの猿版だ(さわやかに)」
「なあ小龍…」
「何だ食わねえのか?」
「これ…拷問の続きじゃあねえ…よな?」


うち的設定
先生…封建的なご家庭で育ったため、男が台所に入るなんて…という考え方の持ち主。だがいいトコのボンボンな為、食事作法は完璧
小龍…大草原な育ちの中国人な為、豪快すぎて日本人には苦痛な料理が大得意。自分の味覚には絶対の自信があるが、その味覚は相当おかしい。(日本人にとっての)ゲテモノ好き