ロシア民話 前略。 化け物(ユウ)「俺と話比べをして勝ったらここから去ってやる」 そして青年は話を始めました 「しまっ…」 で。 めでたしめでたし
ある村の近くの深い深い森の中に化物が住んでいました
気味が悪いので多くの若者たちが退治に行きましたが、みんな化物との勝負に負けて、背中の皮を剥がれて帰ってきたのです
そして
ある勇気のある青年(中年?)が、今度こそ、また化物退治に出掛けました
青年?(健)「(聞いてない)化物って聞いたけど、すげえエロ可愛いじゃん」
「は?」
「俺が勝ったらあんた俺の第三夫人な♪へへ、今から楽しみだ」
「そんな訳分からん条件出されたのは初めてだ…まあいい。勝負方法は簡単。俺に『嘘だ』と言わせてみろ。出来なければ背中の皮を頂くからな」
「いいぜ」
「ならはじめてみろ」
「実は俺さ…」
「何だ?」
「どーてーなんだ」
「(間髪入れずに)嘘だあっ!!ありえねえ!!」
「俺の勝ちだな♪」
あまりにあり得ない発言を聞いて、化物は思わずキレの良すぎるツッコミを入れてしまいました
「じゃ約束どーり、俺のどーてーあげるぜ♪(のしかかりっ)」
「うぎゃあああ!!」
青年の童貞を(無理やり)貰(わされてしま)っ化け物は、青年の第三夫人として村に一緒に住まわされる事になりました。
村で青年に昼は家政夫、夜は…としてコキ使われるうちに化物は気付きました
青年?の方が、村のみんなにはるかに恐れられている
化物であった事に