ドサ健、プリキュア地獄
元とぷ20(2004/10/20-10/25)「(歌?をやめて)お!?あんなトコにフリフリが…うへへ、どこの萌えコちゃんだろ!?おーい!!」
くるり
「え゛…」
君がドサ健かね?
「(な…なにこの生物!?萎えとか萌えとか、そーゆー次元超え過ぎてるよ。てか、怖いよえ?)あ…俺、ドサ健じゃないから…」
ガシ
それはウソだね…ウソをついても私には分かる。私は心音が聞こえるのだよ
「え…ええ゛絵゛絵゛絵゛絵゛ええ゛!?」
「申遅れた。私は白水俊弥。通称
キュアホワイト
だ」
「なんで!?」
苗字が白水だからだよ。なにかおかしいかね?
「根本的におかしいよう(泣)助けて忌田ー!!(泣きながら逃げ去ろうとするがとっつかまる)」
待ちたまえ。キュアブラック
「俺、そんな名前じゃないもん(泣)」
「だが、その衣装は
私とおそろいだろう?」
「ちがうもん。これはテレビ見てて、いーなーって思ったから忌田に縫わせただけで…」
「それも縁だ」
「そんな縁ヤダ!!」
「まあそんなダダをこねるのはやめたまえ。二人が仲良くないと、プリキュアに変身出来ないではないか」
「やだよう、お前みたいなのと仲良くしたくないやい!!」
「そうか…君の正義感もまだ
穴倉の中か。それでもいい。ともに悪と闘おう」
「いやだってば」
来たまえ。メップル・ミップル
「(例の炭鉱の人たち登場)承知です、中尉…じゃなくてキュアホワイト」
「ど…どこつれてくんだよう!?ヤダヤダヤダやだあっ!!」
そして…天界
「健の奴、あんなカッコしてどこほっつき歩いてんだか」
さすがの忌母さんでも分からなかった。自分トコのジャリガキ帝王が、強制的にプリキュアにされていたという事を
そして、そんな二人は早速?正義??のために闘おうとしていた…
銀行に、従業員を人質にとった強盗が立て篭もっている
強盗「はやく、逃走用の車を用意しろい!!」
サツ「くそう…人質をとられては手も足も…」
「我々に任せたまえ」
サツ「ぐはっ!!なんだお前等…」
中尉「待ちたまえ、そこの悪人ども」
強盗「…な…なに?」
健「正義の使者、キュアブラック(すごく嫌そうに棒読み)」
中尉「正義の使者、キュアホワイト(別の意味で棒読み)欲に塗れた亡者たちよ」
健「とっととウチに帰れ…って俺が帰りたいよー!!」
強盗「(しばし呆然とした後)ガバリッ(土下座)」
健「へ?」
強盗「すいません、すいません、もうしません、もうしませんから、はやく帰ってください」
健「おい…」
強盗「おれ、金が欲しいだけだったんです。普通の人なんです!!神経普通なんです!!」
健「あの…」
強盗「関わらないで下さい!!あなたたちみたいな、イッちゃった人たちと関わらせないで下さい!!(涙声)お願いです!!」
中尉「ふむ、罪を償うというのだね」
強盗「ムショでもなんでも行きます!!あんたたちみたいな人がいるシャバよりよっぽどいいですから」
中尉「そうかね…では警察のみなさん」
サツ「…は、はあ(エイリアンでも見るような目で)」
かくして、強盗事件はたいした被害もなく解決された
中尉「かくして悪がまた一つ、消え去った…よい事だ」
健「なあ、俺っていつまでこれやらされんの?」
中尉「無論、悪が滅びるまでだ」
健「…早く天界帰りてえよう(泣)」
キュアブラックの疑問@
健「なあ、オッサン」
中尉「キュアホワイトと呼びたまえ」
健「(心底嫌そうに)きゅあほわいと…その服、どこで買ったの?俺は忌田に縫わせたんだけど」
中尉「無論、私の手縫いだよ(表情一つ変えず)」
健「…」
中尉「軍人というのは、女性のいない環境で生活しているから存外器用なものでね」
それが問題じゃないだろ!!と珍しくツッコミたくなった健…じゃなくてキュアブラックだった
キュアブラックの疑問A
健「なあ、きゅあほわいとぉ?あんた、坑道ン中で生活してたんだよな」
中尉「ああ、そうだよ」
健「じゃあ電気通ってねえよな」
中尉「無論だよ」
健「なら、どこでプリキュア見てたんだ?」
中尉「私の耳は人様より少し良くてね」
健「ほう」
中尉「麓の村で見ているテレビの音が聞こえてしまうのだよ」
健「…」
ダンチぽくツッコミます
「耳がいいったって…これ、どれがどのテレビの音か、てかほかの音も、いろいろ分かんないくらい、いろんな音がまじってるんすよ!?」
ダヨネー
健(もうヤだよう!!こんな萎えるとか萎えないとかゆー次元を超えた生物と一緒にいるのはヤだよう!!よーし…逃げてやる)
中尉「逃げる気かね?」
健「(ぎくうっ!!)いや…」
中尉「ウソをついても無駄だ。心音で分かる」
他日
健(俺は凄腕の玄人だもんね♪心音を消すくらいなんてことないさ。よーし今度こそ…)
中尉「無駄だと言ったろう?」
健「何い!?」
中尉「他人からすればわずかな鼓動の変化でも、私には煩わしいほどよく聞こえてしまうのだよ」
逃げられない!!ドサ健…じゃなくてキュアブラックはなにも出来なかった
キュアブラックの疑問A
健「なんであんたはぷりきゅあしようと思ったんだ?」
中尉「(無表情のままたばこをふかし)私は、穴倉の中にいた」
健「ほお…」
中尉「だが、私はある青年にそこから連れ出されたのだ。そして私は、今まで迷惑をかけてしまった周囲の人々と、その暖かい配慮に報いる決心をしたのだ」
健「で、プリキュア?」
中尉「そうだ…ふもとの村で流行っていてな。だが、一人では出来ないので…」
健「それで相方俺!?なんで!?別に誰だっていいじゃん」
ちなみに冒頭のプリキュアの歌(ドサ健ver)は歌えます。歌ってみましょう、カラオケで
割と好評?であったので、拍手にもしてみたこの過去とぷ。ついでだから、拍手(2004/10/28)と合体させてみました。
きゅあぶらっくこと健は、一見かわいく見えますが、よぉく考えてみると体毛と筋肉の濃いオヤジのミニスカな訳で…